※すごい昔に書いた記事ですが、なぜかネット上にアップされてなかったので、アップします。2020年ぐらいに書いたものです。
フィリピンマニラで行われたオンラインカジノの国際会議に招待してもらいました。
そこで見かけたのが路上で生活するストリートチルドレン。スリッパもなく裸足で生活し、毎日の食べるものがなく、路上で物乞いしながら生活しています。
日本人にとって温かいベッドと毎日の食事は当たり前のことですが、ここでは違います。病気になってもお金がないので病院に行くことができません。好きなおもちゃがあっても、誰も買ってはくれません。
初めてフィリピンに行ったときは、何もすることができませんでしたが「ギャンブルで勝つことができたら、フィリピンにもう一度行って、子どもたちを笑顔にしたい」、日本に帰国してから、その思いがどんどん強くなりました。
2018年と2019年のギャンブルの収支を計算すると12万円以上のプラスでした。
このお金を使って、少し遅いですがギャンブラーヒカルからフィリピンの子どもたちにクリスマスプレゼントを渡すことにします。
ボランティアと呼べるかわかりませんが、発展途上国の貧しい子どもたちの現状を伝えるとともに、同じアジアの友達としてなにかできないか、その最初の一歩として実際に活動していきます。
フィリピンのスラム街でボランティア
お菓子とクリスマスプレゼント(すでにクリスマスは過ぎましたが・・・)を持ってスラム街にきました。
お菓子を配りながら、自宅訪問をさせてもらいます。
日本ではクリスマスプレゼントは当たり前ですが、フィリピンのスラム街だとクリスマスプレゼントはありません。
そこで、とってもフレンドリーな少年とその従兄弟の女の子にギャンブラーヒカルからプレゼントしました。
ラジコン
アナと雪の女王のエルサ
1日の給料が550ペソ(1100円)って少なすぎへん?コンビニの仕事、1時間分やん。
でも、みんな笑顔で昭和の下町の雰囲気があったね
いきなり知らない人が訪れて、普通に笑顔で歓迎してくれるのはすごいな。3階?から外の景色を撮影するときも、普通に笑顔で「いいよ」と言ってくれて、ベッドを踏んづけながら部屋に入ったけど、厚かましかったなと、あとで反省やわ。
海外でボランティアをする場合、10万円以上の高いお金をエージェントやNGO組織に支払わないとボランティアはできないとおもうかもしれません。しかしスラム街にお菓子を持って子どもたちと遊んだり、グーグルで孤児院の場所を調べ、お金や生活必需品を持って訪問したら喜ばれると思います。
携帯ゲームに何万円、何十万円と使う人がいるけど、その10%のお金を他人の幸せのために使えば、世界はもっとたくさんの人が幸せになるかもね。
お腹をすかせたストリートチルドレン
歩いていると赤ちゃんを抱えたストリートチルドレンがいました。両親が学費を払えないので、花のアクセサリーを売りながら学費を稼いでいます。
食べ物も家にないらしくお母さんは食事を作ってくれないそうです。このときは夕方の4時ですが、まだお昼ごはんを食べていないということなので、レストランで食事をすることにしました。
左から12歳、3ヶ月、6歳、2歳です。12歳と6歳の女の子が3ヶ月の赤ちゃんと2歳の男の子の世話をしています。日本でここまで赤ちゃんの世話をできる子どもはいないのではないでしょうか。
お腹が空いているにも関わらず、全部たべずに家族のために半分ぐらい持ち帰っていました。
赤ちゃんが泣き出したときも、「もしお金を稼いだら、あとでミルクを買ってあげるからね。泣かないで。」と赤ちゃんをあやします。
稼いだお金は、ぜんぶ母親に渡していました。食事のときに1万円あったら何がしたい?と質問したときも、「お母さんに全部渡す。そしたら家具とかいろいろ買えるから」と答えていました。
私が出会ったストリートチルドレンは、自分のためでなく家族のためにお金を使う、とても心の優しい女の子たちです。
俺が子どものとき毎月1000円のお小遣いをもらっていたけど、家族のために使おうとは1ミリも考えなかったな。本当にこの子たちは偉いわ!!
家はいったい何でできているのか・・・
地面はゴミだらけでした。
ちょっと遅いですが、ギャンブラーヒカルからクリスマスプレゼント。
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