最近Youtubeにも沢山のオンラインカジノ動画が投稿されています。大敗する動画から大勝する動画まで、見ていてたのしいです。
「おもしろそうだな?自分もやってみたいな」
そんなとき、数あるカジノの中からどれを選べばいいのか迷いませんか?
オンラインカジノもそれぞれ特徴があり、ボーナスやコンプに力を入れているカジノ、イベントに力を入れているカジノなどさまざまです。
でも1番重要なのは、安心して遊べるかカジノを選ぶことです。オンラインカジノの中には、出金に時間がかかったり、むちゃくちゃな規約を理由に出金を制限したり、拒否するところもあります。
出金だけでなく賞金支払いでもむちゃくちゃな規約はあります。パイザカジノであった事件ですが、ユーチューバーのおシャベルカジノさんがモノポリーライブで遊んでいたとき、9万円の賞金がもらえるはずなのに5万円しかもらえないという事件がありました。
というのも規約で最大ベットは25000円で支払い上限が50000円までと決まっていたようです。
※こちらはすでに改善され、現在は支払い上限が5000万円になっています。
他のオンラインカジノだと最大ベットは500ドルで支払上限は500000ドルです。
せっかくすごい賞金を獲得しても、支払上限を理由にもらえる賞金が減らされたら納得できないですよね。残念ながらオンラインカジノの中にはトラブルが多いところもあります。
では、どうやったら安心して遊べるカジノを見つけられるのか。その方法を見ていくことにしましょう。
合法であることを示す「ライセンス」とは?
オンラインカジノを調べるとライセンスという言葉をよく目にします。何となくはわかるけどライセンスって何かを簡単に見ていきます。
ライセンスとは、持っていなければ違法となることを許可すること、または、その許可することが書かれた書面のことをいいます。
身近なところでは、運転免許証もライセンスの一つです。運転免許証を持っていないのに車を運転すると法律で罰せられます。
その他には医師や弁護士、教師、薬剤師、美容師など様々なライセンスが私たちの周りにあります。
ライセンスは個人を対象にしたものだけでなく、例えば「銀行」「証券」「テレビ局」などを起業したい場合にも必要です。
「銀行」「テレビ局」などと同じようにオンラインカジノも運営、営業するにはライセンスの取得が必要になります。
なぜオンラインカジノはライセンスが必要なの?
オンラインカジノの運営にライセンスは必ず必要です。もしライセンスなしに運営できると大変なことになります。
資金力がないカジノでは、勝利金の未払いが起こります。また意図的に倒産して、プレイヤーのお金を持ち逃げする会社もあるでしょう。
さらに反社会的勢力が運営すれば、マネーロンダリングにも利用されます。
そのようなことが無いように国の機関が厳しく審査し、条件をクリアした会社にのみライセンスが発行されます。
では、どのような点が審査されるのでしょう。
審査には次のような項目があります。
- 資本力、経営力があるか
- ゲームの公正さを保つ仕組みがあるか
- 法令を遵守する仕組みがあるか
- 反社会的組織とのつながりがないか
このような項目を半年から数年かけて審査します。当然ライセンス料も必要になり、毎年100万円以上必要です。
ちなみに日本でいちばん有名なカジノ、ベラジョンカジノが利用するマルタ(mga)のライセンス料は1年で300万円ほどします。
オンラインカジノの「ライセンス」は政府が発行
ライセンスは政府が発行をします。なのでオンラインカジノの運営に関して、国も責任の一端を担います。
しかしお金を出せばライセンスを買える国もあり、そのような国が発行するライセンスは、信用度も低いです。
そのため、どこの国が発行したライセンスなのかは非常に重要なポイントで、オンラインカジノの信用度を表すバロメーターになります。
信頼できるライセンスは?
ライセンスを発行している国は世界に約30ヶ国あります。まずは評価の高いライセンスから紹介します。
Malta Gaming Authority (マルタ共和国)
マルタ共和国は地中海の小さな国ですが、オンラインカジノライセンスにおいては先進国です。
2001年から現在までに200社以上のオンラインカジノ、ゲームプロバイダーへライセンスを発行しています。
The Gambling Commission UK (イギリス)
2005年、ギャンブル法の制定で設立されたイギリスの公的機関です。ライセンスの発行以外にもライセンス取得者への助言や財務状況の審査、各種の是正措置や予防措置の指導なども行います。
Gibraltar Regulatory Authority Ordinance (ジブラルタル)
ジブラルタル政府が発行するライセンスです。ライセンスの発行は2005年から行っています。2005年に15のオンラインカジノにライセンスを発行し現在も多くのオンラインカジノがこのライセンスで運営しています。
Gambling Supervision Commission(マン島)
イギリス王族領の島国です。2001年からオンラインカジノへのライセンスを発行しています。歴史は長く、その点で信頼度は高いです。
Gaming Commission Antigua and Barbuda (アンティグア・バーブーダ)
カリブ海に位置する島国でイギリス連邦加盟国です。1994年に設立され世界で初めてオンラインカジノへライセンスを発行しました。
Curacao eGaming (キュラソー)
カリブ海の小さな島国でオランダ王国の構成国です。
2001年から現在まで、キュラソーは30を超えるオンラインカジノへライセンスを発行しています。
Philippine Amusement and Gaming Corporation (フィリピン)
1977年に設立されたフィリピン政府所有の管理法人です。ランドカジノの誘致のため設立された機関ですが、オンラインカジノのライセンス発行もしています。
ちょっと不安の残るライセンスは?
このライセンスを使っていたら、少し注意。過去に問題を起こしたり、ちょっとライセンス自体の信頼性が低いです。
Kahnawake Gaming Commission (カナダ)
カナワケはケベックにあるインデアン居住区の地名です。カナワケ政府が管轄する機関で、1999年にライセンスの発行を始めました。
以前にポーカーの不正に関係者が関与したとのうわさもありますが、200社を超えるオンラインカジノ関連企業にライセンスを発行しています。
Ministerio de Economía Industriay Comercio(コスタリカ)
中米に位置するコスタリカですライセンスです。審査が甘いなど信用性は少し欠けます。
「ドミニカ共和国」や「パナマ」などもライセンスを発行しています。これら小国は、ライセンス収入を得るため審査が甘いと言われています。
まとめ
イギリスやフィリピンといった私たちの良く知っている国が発行するライセンスと、私たちの知らない小国のライセンスでは、大企業と中小企業のようにイメージで判断してしまいかもしれません。
しかし小さな国が発行するライセンスでも、マルタ共和国のように世界的に信用度の高いライセンスもあります。なのでライセンスの信用度は、ライセンスを発行する機関の歴史、発行状況、そしてその国の経済状態など様々な側面から判断する必要があります。
オンラインカジノでは、私たちの大切なお金を預けます。信頼できるオンラインカジノを見つけるためにも、ぜひ登録する前にライセンスのチェックをしてください。たとえすごいボーナス、お得なキャンペーンがあったとしても、ライセンスのないカジノでは遊ばないことをおすすめします。
ライセンスの場所を調べる方法については、こちらの記事で書いています。ぜひ参考にしてください。
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