エボルーションゲーミング社は、バカラやルーレット、ブラックジャックなどのライブカジノのサービスを提供する会社で、オンラインカジノで遊んでいるなら、誰でも知っているぐらい有名です。
エボルーションゲーミング社がすごいのは、一般的なライブゲームだけでなく、ドリームキャッチャー、ライトニングルーレット、スーパーシックボー、モノポリーライブといったオリジナルのライブカジノゲームもリリースしているところです。
そして、2019年12月に新たに登場したライトニングバカラは、従来のバカラゲームをベースにしつつも、ベット額の512倍もの賞金がもらえます(プレイヤーもしくはバンカーにベットした場合)
今回は新しく配信されたライトニングバカラのルール、ハウスエッジ、通常のバカラとの違いについて説明します。
一般的なバカラだと配当は2倍と決まってるけど、ライトニングバカラだと賞金が2倍から512倍まで増える可能性があるぞ。よりエキサイティングにギャンブルゲームを楽しむならライトニングバカラがおすすめだ。
ライトニングバカラとは
ライトニングバカラの遊び方は、従来のバカラと同様で、ルールも同じです。一番の大きな違いは、ライトニングバカラには賞金が2倍から512倍に増えるジャックポット機能が搭載されています。
ライトニングバカラがどんなゲームなのかを説明する前に、従来のバカラゲームについて、少しおさらいしましょう。
一般的なバカラのルール
従来のバカラには、ベットする箇所が3つあります
- 「プレイヤー」にベットする
- 「バンカー」にベットする
- 「引き分け」にベットする
ベットする時間は10秒から25秒ほどで、制限時間がくればゲームスタート。
ディーラーが「プレイヤー」と「バンカー」に一組(2枚)のカードを配ります。そして合計した数字が9に近い側の勝ちです。
プレイヤー、バンカーともに合計した数字が同じであれば引き分けとなります。
エースは1とカウントします。キング、クィーン、ジャック、10は『0』としてカウントし、その他はカードの表記通りの数字でカウントします。
3枚目のカードを配るかどうかは、2枚のカードを合計した数字によって変わります。
8,9のように強い数字であれば3枚目のカードは配られません。一方、数字の合計が0から5の場合は3枚目が配られることが多いです。
3枚目が配られるかどうかは状況によって変わります。たとえ合計した数字が小さくても、相手の合計した数字が8もしくは9の場合、3枚目は配られません。
バカラの配当
「プレイヤー」にベットした場合
- 「プレイヤー」が勝てば、賭け金×2倍の配当になります
- 「タイ」になった場合、賭け金は払い戻されます
- 「バンカー」が勝った場合、賭け金は没収されます
「バンカー」にベットした場合
- 「バンカー」が勝てば、賭け金×1.95倍の配当になります
- 「タイ」になった場合、賭け金が払い戻されます
- 「プレイヤー」が勝てば、賭け額は没収されます
「タイ」にベットした場合
- 「タイ」になった場合、賭け金×9倍の配当になります
- 「バンカー」か「プレイヤー」が勝った場合、賭け金は没収されます
バカラのハウスエッジ
かなりの熟練プレイヤーであれば、長年の経験で既に知っていると思いますが、バカラのハウスエッジ(カジノ側の取り分)はルーレットやスロットに比べても低いです。
※タイにベットせずにプレイヤーもしくはバンカーにベットした場合
- 「プレイヤー」にベット 1.24%
- 「バンカー」にベット 1.06%
- 「タイ」にベット 14.36%
ライトニングバカラとバカラの違い
ライトニングバカラの遊び方は、ほぼ従来のバカラと同じです。ただ大きく違う点が3つあります。
- 通常のバカラだと「タイ」の配当は賭け金の9倍ですが、ライトニングバカラでは6倍になる
- ジャックポット機能があり、配当が2倍から512倍に増える可能性がある
- 手数料としてベット額の20%が必要
より詳しく説明します。
ライトニングバカラのジャックポット機能
毎回ゲームが始まる前に、1~5枚の『ライトニングカード』が表示されます。それぞれのトランプ(ライトニングカード)の上には「2×」から「8×」の数字が表示されています。
もしライトニングカードと同じカードで勝てば、ライトニングカードにかかれた数字の分だけ配当が増えます。
例をあげて説明した方が、分かりやすいですね。
例えば、画面に5枚のライトニングカードが次の様に表示されているとします:
- 「2×」ハートの8
- 「5×」ハートの10
- 「3×」ダイヤの7
- 「3×」ダイヤの10
- 「3×」クローバーのJ
そして「プレーヤー」にベットし、勝ちました。プレイヤーのテーブルにはライトニングカードと同じダイヤの7があります。この場合ジャックポットボーナスとして、通常の賞金+通常の賞金×3倍がもらえます。
今回は7.5mBTCをベットしていたので、30mBTCの賞金を獲得しました。
計算式
7.5mBTC+7.5mBTC×3
ライトニングバカラでは、タイにベットしているタイミングでライトニングカードがたくさん場に出れば、たった100円で宝くじ並みの賞金を獲得することができます。
たとえばタイに1ドルベットをします。5枚のライトニングカードが「×8」で、プレイヤーとバンカーそれぞれが3枚ずつ引き、そのすべてがライトニングカードと同じ場合、賞金は・・・
5ドル+5ドル×8×8×8×8×8×8
となり、なんと賞金額は1310725ドルです。100円で1億円以上もらえます。
実際に1億円の賞金がでる確率は、宝くじよりも低いけどな
ライトニングバカラの手数料
さきほど100円で1億円が当たる可能性があるかもしれないと書きましたが、皆さんの中には「そんな巨額な賞金はどこから来るの?何か裏があるのでは?」と、思っているかもしれません。
そのお金の出所は、他でもなくプレイヤーのお金です。ライトニングバカラでは、ベット額の20%がジャックポット用の賞金として徴収されています。
例をあげて説明すると、10ドルを「バンカー」にベットした場合、手数料として2ドル支払わなければなりません。つまり10ドル賭けるなら、支払いは合計12ドルになります。
ライトニングバカラのハウスエッジは?
プレイヤー、バンカー、タイ、それぞれのハウスエッジは、次のとおりです:
- 「プレイヤー」にベットした場合:1.33% (従来のバカラは1.24%)
- 「バンカー」にベットした場合:1.41% (従来のバカラは1.06%)
- 「タイ」にベットした場合:5.49% (従来のバカラは14.36%)
これらの利率を見れば、もうお分かりですよね。「プレイヤー」にベットすることが一番の得策です。ハウスエッジが1.33%と低いです。
「バンカー」のベットはハウスエッジが少し高くて1.41%ですが、他の数あるカジノゲームと比べると、充分魅力的な数字です。
「タイ」のベットは、ハウスエッジが高く、ペイアウト率は一番悪いです。でもジャックポット機能のおかげで、飛び抜けて大勝ちできる可能性もあります。
また日頃からバカラでタイにベットしている人は、ライトニングバカラがおすすめです。というのもハウスエッジが通常のバカラだと14.36%ですが、ライトニングバカラだと5.49%とハウスエッジは半分以下です。
ライトニングバカラでサイドベットはできる?
はい、できます!通常通りのベットに加えて、サイドベットも可能です。
例えばバンカーにサイドベットをして、最初の2枚が同じ数字だとします。この場合、勝ちとなり、配当は9:1です。
サイドベットのハウスエッジ
- サイドベッドで「プレイヤーペア」だった場合:11.65%
- サイドベットで「バンカーペア」だった場合:11.65%
ライトニングバカラの攻略方法は?
バカラでは、プレイヤーの戦略によってゲームの流れを変えることは出来ません。この点で、ブラックジャックやポーカーとは違います。
プレーヤーはせいぜい、ベット額やどんな風にベットするのかを決めるぐらいです。
ライトニングバカラで一番負けにくい攻略方法はプレイヤー側へのベットです。ハウスエッジはバンカーが1.41%なのに対してプレイヤーは1.33%とプレイヤー側が低くなっています。
「タイ」にベットした場合、最高130万倍以上の配当が当たるかもしれないので魅力的にみえます。ギャンブラーなら一攫千金を狙いたくもなります。
しかしハウスエッジは一般的なバカラに比べると低くなるものの、5.49%とかなり高いのでおすすめしません。サイドベットも、ハウスエッジがカジノのスロットマシーンより高いのでおすすめできません。
ライトニングバカラで遊ぶなら、プレイヤーかバンカーへのベットが負けにくい攻略方法だと言えます。
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