以前にルーレットで使える攻略法としてホットナンバー戦略を紹介しました。
今回は、このホットナンバー戦略を応用したルーレットの攻略法を紹介します。
ホットナンバーを使った新戦略
ホットナンバーとは何でしょうか。
ホットナンバーとは、「他の数字よりも出る確率が高い数字」のことです。ディーラーは基本的に同じ手順を踏んで球をルーレットに投げ入れるので、体の動かし方などのクセで、特定の数字が出やすいと考えます。
そのため「ルーレットは完全にランダムには回らない」と考えるギャンブラーも多いです。
よく出る数字があれば、その隣の数字にもボールはよく落ちます。
さらにルーレットの赤黒で赤が連続してでれば、黒がそろそろ出ると考えるプレイヤーが多いように、よく出る数字の反対側の数字もタイミング的には出やすいです。
では、どうすればルーレットでホットナンバーを探し当てられるのでしょう。何十回もルーレットを観察し記録を取り続ける必要があるのでしょうか?
その必要はありません。一般的なカジノからオンラインカジノまで、どのルーレットでもホットナンバーを簡単に確認することができます。
カジノであれば直近10回あるいは20回の結果の一覧が載っている電光掲示板を確認してください。もし、直近の20回で2回以上でている数字があれば、その数字がホットナンバーです。オンラインカジノであれば回数を指定して、その範囲のホットナンバーを調べることができます。
ギャンブラーヒカル流ホットナンバー戦略の具体例
ギャンブラーヒカル流ホットナンバー戦略はアメリカンルーレットで使う戦略です。もちろん、ヨーロピアンルーレットでも使うことができますが、ホットナンバーの反対側にある数字が厳密には対極にありません。
説明がしやすいため今回はアメリカンルーレットを使いますが、ペイアウト率で考えるとヨーロピアンルーレットがおすすめです。
ここでは「8」がホットナンバーだとして説明します。まずは8にベットし、合わせて両隣の19と12にもベットします。さらに範囲を広げて31と29にベットするのも勝率を上げたい人におすすめです。
ただし、1回あたりの合計ベット金額には十分注意してください。複数のシングルナンバーにベットして、全て外れたときの損失は大きいです。
これに加えて、8の反対側にある7とその両隣の11と20にベットします。さらに好みで30,32にベットするのもいいと思います。
また、ホットナンバー8は黒、偶数でもあります。なのでイーブンマネー・ベットを利用して、これら黒や偶数にベットするのも可能です。
なお、イーブンマネー・ベットはシングルナンバーベットよりも勝率は高いですが、その分、配当も低いので、ハウスエッジ自体は変わりません。
イーブンマネーベットだと勝率は約50%、シングルナンバーベットとイーブンマネーベットをうまく組み合わせれば、長い時間ルーレットを楽しめるぞ。
ただ配当が少ないから、イーブンマネーベットを好まないギャンブラーも多いけどな
ギャンブラーヒカル流ホットナンバー戦略でどれだけ稼げる?
具体的にギャンブラーヒカル流ホットナンバー戦略を利用すれば、どれくらい稼ぐことができるのか数字を使って説明します。ベット単位はすべて10ドルとします。
まずはビッグナンバーを見つけます。先ほどと同じく、「8」として説明します。ベットするのはビッグナンバーの8と、その両隣の19と12、さらにその隣の31と29に10ドルずつベットします。
また反対側にある数字「7」とその周りの数字30、11、20、32にも10ドルずつベットします。
さらに確率が五分五分のイーブンマネーベット(赤/黒、偶数/奇数、前半/後半)も行います。8は黒、偶数、前半なので、それぞれに10ドルベットします。
以上をまとめると、次のようなベット結果となります。
- シングルナンバーベット:10個の数字にそれぞれ10ドルずつ、計100ドル
- イーブンマネーベット:3つの種類にそれぞれ10ドルずつ、計30ドル
続いて、ホットナンバーにボールが落ちたときの儲けについて見ていきます。
ホットナンバーの8にボールが落ちた場合、シングルナンバーベットで350ドル、さらにアウトサイドベットが3つすべて当たった分として30ドル、合計380ドルの利益です。
一方で8以外のシングルナンバーベット9つ分はすべて外れなので、90ドルが没収されます。従って、トータルでは290ドルの儲けとなります。
ギャンブラーヒカル流ルーレット攻略法で本当に稼げるのか?
カジノゲーム全般に言えることですが、常にカジノ側がハウスエッジの分だけ有利です。
一般的なルーレットでは、シングルナンバーベットでの勝利1回あたりの配当率が35倍である一方、実際にプレイヤーが勝つ確率は38分の1です(アメリカンルーレットの場合)
これを言い換えると、「勝利1回のために37回分の負けが必要だが、勝利しても35回分しか元が取れない」ということになります。そして、ゲームを続ければ続けるほど、平均してカジノ側が数学的に有利なのです(アメリカンルーレットの具体的なハウスエッジは5.26%)。
ルーレットの攻略情報を販売する人の中には、カジノよりもプレイヤー側が有利になる必勝法があるかのように宣伝する情報販売屋も多くいますが、数学的にそれは不可能です。もしプレイヤーが有利な状況にあるとすれば、ルーレットが傾いている時か、ディーラーがイカサマをしている時くらいです。
私も実際に有料情報を購入したことがあります。
もちろんハウスエッジの分だけプレイヤーが損するのはわかっていても、ギャンブラーヒカル流ルーレット攻略法は、使っていて楽しい攻略法なので、ルーレットでどのようにベットすればいいか悩んだときは利用してみてください。
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