カオス理論はブラックジャックやルーレットの戦略として使えるのか?

攻略法

カジノのベテランプレイヤーでもルーレットの出目表やバカラの罫線を利用して、次にどこにベットするのかを決めます。

 

たとえばこちらの画像


バンカー(赤色)、プレイヤー(青色)の玉が2つずつ並んでいます。これはバンカーが2連勝したあとにプレイヤーが2連勝している状態が、交互に続いる状態です。

罫線を読むベテランプレイヤーなら、バンカーが2連勝しているので、次はプレイヤーに賭けるでしょう。

 

しかしバカラは、サイコロを振ってどの数字かを予測するのと同じで、独立試行のギャンブルです。サイコロを5回振ったら、「1」「2」「3」「4」「5」が順番に出たから、次は「6」が出やすいというものではありません。たとえ1から5が順番に出ても、次に何が出るのかは全くわからず「6」の出る確率は6分の1です。

 

同じようにたとえバンカー、プレイヤーが2連勝ずつ交互に続いたときでも、バンカーが2連勝したあとは、次はプレイヤーが勝つというわけではありません。たとえ罫線を見たからと言って、どちらかが1%でも通常より有利になることは全くなく、数学的にいえば罫線を見て次を予測するというのは無駄な作業です。

 

ルーレットも同じで次に「赤」「黒」どちらがくるのかは、ランダムに決まります。「赤」が10回連続つづいても、それは全くの偶然で、次に「赤」がくるのか、「黒」がくるのかを正確に予測することは不可能です。

そしてプレイヤーが長く遊べば遊ぶほど、ハウスエッジ(カジノ側への手数料)の分だけ、カジノ側が有利になります。

 

しかし、そんなカジノのハウスエッジに打ち勝つ可能性のある数学理論があります。それが、カオス理論です。

カオス理論を簡単に説明すると「最初のちょっとした違いで結果は大きく変わるので、複雑な事象を正確に予測することは不可能」という理論のことです。

たとえばボーリング。プロボーラーだとしても、いつも確実に同じところに投げるのは不可能です。レーンのオイルの具合、ボールの表面摩擦が変わるだけでもスコアに影響を与えます。

よく知られている例で言えばバタフライ効果です。蝶がジャングルで羽ばたくと、ニューヨークで自動車事故が起こる、などと言われているものです。

 

カオス理論はかなり複雑なので、理解するのに時間がかかります。ですが、ここではカオス理論の基礎知識をギャンブルに応用し、オンラインカジノの攻略法として使えるのか見ていきましょう。

 


カオス理論で頭の中もカオスになりそう・・・

 

ブラックジャックのカオス理論

すべてのゲームにはルールがあります。そしてプレイヤーがそのルールに従ってプレイすることで、ハウスエッジの分だけカジノ側が儲かるようになっています。

 

ブラックジャックのハウスエッジは、エースが入ったソフトハンドの時にディーラーがヒットするのか、スタンドするのかなどによって少し変わります。

またハウスエッジ(控除率)がどのくらいになるのかを決定するには、非常に多くのシュミレーションが必要です。各ゲームで最適な戦略を使ってフラットベット(毎回同じ金額をベットする)をしたとして、1ドル当たりのロスがいくらになるのかを計算します。

 

ブラックジャックを例に出したのは、このゲームが独立試行の法則にあてはまらないからです。例えばエースが出れば、デッキ内のエースは1枚少なくなり、次に出るカードに影響がでるので、独立試行ではありません。

 

出たカードによっては、カジノ側が有利になったり、反対に不利になります。つまり、カードによってはプレイヤーが有利になります。

具体的にはデッキの中に大きな数字がたくさんあればあるほど、プレイヤーが有利です。その時に掛け金を増やせば、多くの利益を生むことが出来ます。

 

カジノにある他のゲームではブラックジャックほど大きな動きはありません。バカラだとブラックジャックと同じように場に出たカードが次のゲームに影響を与えますが、その影響は小さいです。

 

ただしルーレットのように、今までのゲーム結果が次のゲームに影響を与えないギャンブルでもカオス理論を利用すれば、プレイヤー側が有利になることもあります。というのも、カオス理論では小さな変化が結果に大きな影響を与えるからです。具体的に見ていきましょう。

 

ルーレットのカオス論理

アメリカンルーレットには38個のポケットがあります。 1から36までの数字と、0と00のポケットです。統計的に見ればどのポケットも確率は同じで、球は38回に1回づつ、各ボケットに落ちるはずです。

ただし、球が円盤を回り始めた時の条件が、全く同じであったらという条件が付きます。もちろん、現実には毎回同じ条件で球が回ることはありえません。ホイールは回を重ねるにつれて磨耗、破損しますし、カジノ内の湿度は時間とともに変化します。また、ホイールの温度も、カジノ内に何人プレイヤーがいるのかによって変わります。

 

このような細かい違いは、普通のプレイヤーにとってはあまり重要ではないように思えます。しかしカオス理論的に言えば、最終結果に大きな変化をもたらします。

では、その最終結果はどのように求めるのでしょう。そして、プレイヤーに有利に働くようにするためには、どのようにしたら良いのでしょうか。

 

最初に考えなければいけないのは、ルーレットによっては偏りのためにある数字は他の数字よりも頻繁に出る可能性があるということです

では、プレイヤーがこの偏りを知ることはできるのでしょうか。

 

残念ながら、簡単には出来ません。唯一、考えられる方法はデータを大量に収集することです。ルーレットの場合、1つのホイールで5万回以上まわして統計をとります。ホイールは1時間に約20回転するので、5万回以上まわすためには非常に時間がかかります。

そしてすべてのホイールに偏りがあるわけではないため、一度に複数のルーレット台のデータ結果が必要です。その後、パソコンで解析し、各数字の頻度を確認する必要があります。

 

35回に1回の頻度で、同じ数字のポケットに落ちるという結果が出ればプレイヤー側が有利です。35回中、複数回出る数字があれば期待値はさらに上がります。

10台のルーレットのうち、2台偏りのあるルーレットを見つけることができたなら、素晴らしいと思います。

しかしこの方法には、良い面と悪い面があります。

 

ルーレットの偏りを利用した攻略法の長所と短所

悪い面は、データを収集するのが大変だということです。実際にやったら、数か月はかかるでしょう。データを収集した後、さらに集計に数か月かかります。最初の数週間は利益がマイナスとなるので、精神衛生上よくありません。

また、カジノ側はいつでもルーレット台を交換することができるので、交換された場合はすべてのデータ収集の努力が無駄になります。

 

良い面は35回のゲームのうち、1回でも頻繁に落ちる数字を見つけたならば、利益を生み出します。

この攻略法はインサイドベットで数字に賭けても、赤か黒かに賭ける場合にも使えます。長期的な結果が予測できれば、情報を最大限に活用して多額の利益を得ることができます。

実際に科学者たちがカオス理論を使えば、ルーレットで稼げることを証明しました。

 

研究者たちがルーレットでカジノを打ち負かす方法を発表

雑誌「カオス」に掲載された新しい研究によると、ルーレットでカジノ側を打ち負かす方法が見つかったとのことです。

マイケル・スモール氏とチ・コング・ツェ氏との共同研究によると「カオス理論を使えば、かなり大きな利益が手に入る可能性がある」と述べています。

 

もちろん、カジノはプレイヤー側が有利になるような戦略を歓迎しません。研究者達はカジノ側に気づかれないで、ルーレットの予測ができる方法を考えました。

最初のステップは、球がある地点を通過するまでにどのくらいかかるかを記録して、球の速さを出すことでした。

 

その測定値と、研究で発表された方程式を使用することで、約59%の確率で球がホイールのどちら側に落ちるのかを予測することが可能になります。これらの予測に従って戦略的に賭けることで18%もの利益を獲得したそうです。

この数字は、普通にルーレットで遊んだ時の勝率マイナス2.7%と比べると相当高いものです。

 

研究者達によれば、カジノによっては、さらに多くの利益を上げることが可能であるとのことです。

勝ちたいなら、ホイールが片側に偏っているルーレットを探すことだ。つまり傾いたテーブルを探すこと」と、スモール氏は語っています。

傾いたテーブルを見つけることで、「予測は大幅に簡素化され、勝てる確率が高まる」とのことです。

 

カオス理論をギャンブルで利用する場合、多くの作業が必要だけど正しく使えばカジノゲームで勝つことができるぞ!!

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