オンラインカジノは、世界中の好きな場所、好きな時間に遊べます
※カジノによってプレイできない国、オンラインカジノが禁止されている国もあります。
そして優良なオンラインカジノは、世界で信用性の高い監査機関からライセンスを所得しています。監査期間は、プレーヤーが詐欺、イカサマ、その他様々なリスクから身を守る為に、オンラインカジノを監視し、安全と認められたカジノにのみライセンスを発行しています。
安心して遊ぶためにも、大切なお金を入金する前にそのオンラインカジノが有名な監査機関から認可を受けているかどうかを、必ず確認するようにして下さい。
ライセンス取得するには?
オンラインギャンブル事業を合法的に運営・営業する為に、オンラインカジノは監査機関のライセンスを取得しなければなりません。そしてライセンスを取得するには、セキュリティー・安全性・信頼性・機密性・公平性の面で認定機関が求める基準を満たす必要があります。
ライセンスを取得するための具体的な条件はこちらです。
※監査機関によって条件は異なります
・オンラインカジノ事業者と顧客のリストを提出する
・オンラインカジノ事業運営責任者、および管理職に対し「適任テスト」を実施する
・カスタマーサポートを設置する(Eメール、電話、ライブチャット)
・プレイヤーの問い合わせや苦情に即座に対応する
・預かり金(デポジット)の限度額を設定する
・プレー時間を常に表示する
・乱数ジェネレーター(RNG)を頻繁に検証・分析する
・ゲームの還元率(RTP)を常に更新し公開する
ほかにも合法性や資金運用面での信用性などが審査されます。そして、そんな厳しい審査に合格したオンラインカジノがライセンスを取得できます。
オンラインカジノ運営企業とって、ライセンスは不正のない公正なゲームを提供している証だ!スロットはデモだと当たりやすいとか言っている人もいるけど、そんな不正をすればライセンスを剥奪されるぞ。
オンラインカジノ監査機関の世界トップ5
世界的に有名なオンラインカジノ・ブックメーカーの70%以上が、この世界トップ5の監査機関からライセンスを取得しています。
これから紹介する監査機関が発行したライセンスを持っていれば、安心して遊べるオンラインカジノといえます。
1、『UK Gambling Commission』(英国賭博委員会)、通称『UKGC』
『UKGC』は2005年にイギリスで設立されたライセンス機関です。オンラインカジノ運営企業へのライセンス認可及び監査を行っています。
また『UKGC』は、イギリスでギャンブル法が制定されてから、国内のギャンブル事業でも「スロットの不正操作」や「違法なギャンブル行為」が行われていないかを監視しています。
ライセンスにはいくつかの種類があり、ライセンスによって値段が変わります。ライセンス費用は2600ポンドから57000ポンドです。
ライセンス更新料は、年間で2700ポンドから510000ポンドです。また年間の総ギャンブル収益が10億ポンドを越えた場合、5億ポンド増えるごとに125,000ポンドの料金が請求されます。
このUKGCのライセンスを取得しているオンラインカジノは
- LeoVegas(レオベガス)
- Royal Panda(ロイヤルパンダ)
- Omnia(オムニア)
- Betway(ベットウェイ)
- Kaiser Slots(カイザースロット)
- Genesis Casino(ジェネシスカジノ)
- Jaak Casino(ジャークカジノ)
- Spinit Casino(スピニットカジノ)
- Atlantic Spins(アトランティックスピンズ)
- Yeti Casino(イエティカジノ)
などです。
日本でも遊べるオンラインカジノだと、オムニア、インターカジノ、レオベガスがUKGCのライセンスを取得しています。
売上が10億ポンドって日本円だと約1400億円です。そして監査機関の更新料は売上が10億ポンド以上だと1700万円増える・・・ライセンス発行機関とオンラインカジノの癒着って過ごそう。そしてライセンス発行機関で働く職員の経費って、たぶん無限大だよね。
2、『Alderney Gambling Control Commission』(オルダニーギャンブル管理委員会)、通称『AGCC』
Alderney Gambling Control Commission(オルダニー・ギャンブリング・コントロール・コミッション)、通称『AGCC』は2000年5月に設立されました。
AGCCは2009年にルールや規定を追加、2018年にはライセンスを発行したオンラインカジノで犯罪ゼロ率を約束しています。
AGCCでは、2つのライセンスを提供しています。
- プレーヤーにいろいろなギャンブルゲームを提供するオンラインカジノ向けのライセンス
- スロットゲームを制作しているゲームプロバイダー向けのライセンス
AGCCのライセンスを取得するには、提供しているゲームを定期的に検証し、イカサマや確率の操作がないか、結果を報告しなければいけません。またすべてのゲームについて、還元率(RTP)をパーセンテージでプレイヤーに公開する必要があります。
さらに初回入金額の限度額を設定し、プレイ中は各ゲームでデジタル時計を表示させるなど、プレイヤーがギャンブル中毒にならないための対策が必要です。
AGCCのライセンス取得費用は、約17,500ポンドから35,000ポンドです。更新費は1年毎に約35,000ポンドから400,000ポンドです。
AGCCのライセンスを取得している日本のオンラインカジノは見つかりませんでしたが、ゲームプロバイダーだとエボリューションゲーミングがAGCCのライセンスを取得しています。
3、『Isle of Man Gambling Supervision Commission』(マン島ギャンブル監督委員会)通称『GSC』
『Isle of Man Gambling Supervision Commission』では、2001年からライセンスの発行をし、現在は4種類のライセンスがあります。
- 店舗型のブックメーカー
- ランドカジノ
- ゲームを開発するソフトウェア会社・ゲームプロバイダー
- オンラインカジノ
ライセンスを取得するための書類を提出すると、専門家がビジネスプランを分析し、過去に犯罪行為や違法取引が行われていないか確認します。その後、ギャンブル企業が利用するゲームについて、ソフトウェアの信頼性・当たりのランダム性・公平性について、第三者機関が徹底的に調べます。
また、ライセンスを申請した事業主は、マン島で銀行口座を開設しなければなりません。なのでお金の流れについても細かく監視されます。
日本のオンラインカジノでGSCのライセンスを利用しているところはありませんが、オンラインポーカーで有名なポーカースターズ、賭け麻雀だとDORA麻雀もGSCのライセンスです。
海外だとアイルランド最大の独立系ブックメーカーBoylesports Ltdが、このライセンスを利用しています。
ライセンスの申請費用は5,000ポンドです。更新料はライセンスによって5,000ポンドから35,000ポンドになります。
4、『The Malta Gaming Authority』(マルタ・ゲーミング・オーソリティ)、通称『MGA』
MGAはプレイヤーの立場から業界の腐敗と犯罪を防ぎ、公正なギャンブルが行われることを目的に2001年に設立されました。当初は『LGA』の名前で設立されましたが、2015年に『MGA』と名称を変更しています。
MGAはオンラインゲームとテーブルゲームを含めた、ギャンブル業界の多種多様なゲームを規制しています。賭けビンゴ、ランドカジノ、アミューズメントマシーン、ギャンブルゲームのデバイス、船上カジノ、国営宝くじ、競馬などです。
現在、MGAのライセンスを保持しているギャンブルサイトは、500サイト以上あります。
日本でも多くのオンラインカジノがMGAのライセンスを利用していて、たとえばベラジョンカジノ、ラッキーニッキー、インターカジノ、チェリーカジノ、ワンダーリーノ、カジノシークレットなどです。
MGAのライセンスは4種類あります。
クラス1
ロト・スロットマシン・テーブルゲームを提供できるライセンス
クラス2
ブックメーカー向けのライセンス
クラス3
プレイヤー対戦型のサービスを提供するギャンブルサイトのライセンス(ポーカーや麻雀?)
クラス4
ゲーミングプロバイダー向けのライセンス
クラス1、2、および3の年間ライセンス料は25,000ユーロですが、クラス4のライセンス料は年間10,000ユーロになります。
5、『Gibraltar Regulatory Authority』 通称『GRA』
GRAは、2000年にジブラタル規制法のもと設立されました。ジブラルタルでも信頼性が高く、有名なライセンス規制機関です。
GRAが取り扱うライセンスは7種類です。
- ブックメーカー向けのライセンス
- ゲームプロバイダー向けのライセンス
- ロト販売者向けのライセンス
- オンラインカジノ運営企業向けのライセンス
など。
オンラインカジノ業界で、GRAのライセンスを取得するのは難しいと言われています。なのでGRAのライセンスを取得しているオンラインカジノであれば、安心して遊ぶことができます。
年間ライセンス料は、100,000ポンドです。更新料が日本円だと1400万円ぐらいと、めちゃくちゃ高いライセンスです。
ジブラタルのライセンスを取得している世界的に有名なオンラインカジノは、BWIN(ビーウィン)、Gamesys、Ladbrokes(ラドブロークス)、BetVictor(ベットビクター)などです。
日本だと、ウィリアムヒルがGRAのライセンスを取得しています。
まとめ
ライセンスの種類と年間のライセンス料は、監査機関により違います。しかし全ての監査機関は、共通の理念・志(こころざし)を持ち、オンラインカジノの安全性・公平性・詐欺及び不正行為の防止などに努めています。
全てのオンラインカジノはライセンスの取得を義務付けられていて、ゲームの種類・利用しているゲーミングプロバイダー・利用規約・特典に至るまで、監査機関の厳しいガイドラインに従っています。だからこそ、プレイヤーは安全な環境でオンラインカジノを楽しむことができます。
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