カジノで大勝ちでして、大金持ちになった人はたくさんいます。ギャンブルは特別なスキルがなくても一夜にして大金持ちになれるので夢がありますよね。
今回は聞けば思わず拍手を送りたくなるような、とってもラッキーなカジノの高額当選者や勝利者を紹介します。
超高額ジャックポットを当てた人
日本のスロットと違いカジノのジャックポットを当てれば、ベット額が10万倍以上に増えることがあります。そんなラッキーな人たちを最初に紹介します。
ジャックポットを2回も当て億万長者になった男
帽子と眼鏡がよく似合うのエルマー・シャーウィンさんは、メガバックス・スロットでジャックポットを当てました。メガバックス・スロットでジャックポットが当たる確率は、5千万分の1です。そんな奇跡が起きないと当たらないジャックポットをエルマー・シャーウィンさんは、人生で2回も当てました。
5000万分の1という数字だけ見ると、なんだか運が良ければ当たるような気がしませんか?
ですが、宝くじで1等を当てる確率は80万分の1です。飛行機に乗って死ぬ確率も900万分の1なので、ジャックポットを当てるのはまさに奇跡です。
彼が初めてメガバックスのジャックポットを当てたのは、1989年です。このときは500万ドル(約5億4000万円)の賞金を獲得しています。
そして2005年には、再び2100万ドル(約22億6800万円)のジャックポットを当てます。
メガバックス・ジャックポットを2回当てるためには、確率的に言うとスロットを1,000,000,000,000回転プレイしなければいけません!
0が多すぎてわけがわからないですが…1兆回転です。
生まれてすぐの赤ちゃんが死ぬまで眠らずにスロットを回し続けても1兆回まわすことはできないやろな。
9億円のジャックポットを当てた日系人?
ニシムラという名字の女性なので、日系人なのでしょうか?彼女は2003年にクリスマス休暇を過ごすために、ラスベガスに向かいました。
休暇の初日、メガバックスのスロットマシーンに100ドル投入し、60ドルほど使った辺りで、8,919,598ドル(約9億6331万円)のジャックポットを当てます。確率は160万分の1以下です。
当たった直後のインタビューで「お金の使い道は?」と聞かれましたが、言葉を失って放心状態になります。まさか自分がジャックポットを当てるとは、夢にも思ってなかったそうです。
突然の9億円以上のお金、いったい何に使うのか気になりますね。
息子や娘が優しくなったりするんやろな。これ、おばあちゃんが死んだあとに揉めるパターンやで。
そうなリアルな想像はダメ
高額賞金を獲得したラッキーすぎる人
次にジャックポットではないですが、ラッキーすぎる勝ち方をして高額賞金を獲得した人を紹介していきます。
人気俳優はギャンブルの腕も一流?
ジェームズ・ボンド役で有名な名俳優、ショーン・コネリーさんは、俳優として活躍しただけでなく、ルーレットで大勝ちしてカジノ愛好家としても有名になりました。
さかのぼること1963年、彼はイタリアン・アルプスのあるカジノで、ルーレットをプレイしながら一晩過ごします。彼は17の黒にベットしましたが、当たりません。もう一度、同じ所にベットしますが、また外れました。
彼はくじけずに、同じ数字にベットし続けます。すると、3度めの正直で17にボールが落ちます。ここで利益を確定する人も多いですが、ショーン・コネリーさんは、さらに同じ数字に持ち金全額をベットします。
そして連続当ててしまいます。
数字の1点賭けで当たる確率は37分の1です(ヨーロピアンルーレットの場合)なので連続で当たる確率は、1369分の1です。
結果ショーン・コネリーさんは、1700万リラ、今日のレートに換算して約23万ドル(約2484万円)以上稼ぎ、一晩でギャンブラーヒカルの10年分の年収を稼ぎ出します・・・
ちなみにショーン・コネリーさんが考案したわけではありませんが、ジェームズボンド法というベット方法があります。
持ち金全部を1点賭けするって、ギャンブラーとしても男前やな。
ギネス級の連勝記録!クラップスで154連勝の世界新記録
とあるおばあちゃんが大金を掴んだという話を聞けば、誰もがちょっぴり幸せな気分になるのではないでしょうか。
なんとパトリシア・デマウロさんはクラップスで154連勝の大勝ちをしました。100連勝とか150連勝と聞くと、情報商材の宣伝かと思ってしまいますが、このおばあちゃんは、別に有料情報を販売しているわけではありません。
4時間18分ずっと勝ち続けて、クラップスでの連続勝利数で世界最高記録になりました。
このおばあちゃんが成し遂げた驚異的な連勝記録は、およそ1兆5600億分の1の確率です。ちなみに年末ジャンボ宝くじで1等を当てる確率は5億分の1なので、確率的に実現不可能なことを、見事に実現させたことなります。
信じられない幸運が舞い降りたのか、もともとギャンブルの神様だったのか分かりませんが、・・・・おばあちゃん、すごすぎです。
こんな確率、たとえイカサマ師だったとしても難しいのではないでしょうか?
人生をかけた大勝負!全財産をかけたルーレット
世の中には「こんな大博打をする人、ほんとに居るの?!」と思うような、信じれない賭け方をする人がいます。アシュレイ・レベルさんも、そんな驚くようなギャンブルをした1人です。
彼は『ダブル・オア・ナッシング(倍になるか、ゼロになるか)』というリアリティ番組に出演し、今まで貯めてきたお金の全額を、たった1回のルーレットゲームに賭けました。
多くの観衆が見守る中、アシュレイ・レベルさんは135,300ドル(約1,461万円)を赤に賭けて、見事に当てます。
彼はディーラーにチップをあげた後、すぐにその場を立ち去りました。本当にラッキーな方です。
今まで稼いだお金の全額をベットするなんて、恐れ知らずのギャンブラーやな。期待値が110%を超えていたとしても、全財産一発賭けはできないw
カジノを愛してやまない偉人たち
ここでは、高額賞金やジャックポットを当てたわけではないけれど、カジノを愛してやまない偉人たちを紹介します。
会社が倒産寸前なのでギャンブルで一発逆転した社長
フェデックス(Fedex)という運送会社はご存知でしょうか。この会社は、世界中どこへでも数日で荷物を届けるサービスを提供していて、今や数百億ドルもの資産価値がある世界最大の貨物輸送会社へと成長しました。
でも、かつては毎月数百万ドルの損失を出し、破産寸前にまで追い込まれ、会社を存続させる資金すら調達出来ない状況になったことがあります。
そんな状況の中で社長のフレデリック・スミスさんは資金をかき集めてラスベガスへ行ってしまいます。会社はすでに資金不足で自社の飛行機を運行させることすらできない状態です。
「社長は完全に気が狂った。会社を破綻させる気なの?!」と、従業員でなくても心配になります。
彼はラスベガスで、ブラックジャックをしました。そして5000ドルのお金を、なんとか32,000ドル(約345万円)にまで増やします。このお金で、自社の飛行機を運行させることができ、時間稼ぎも少し出来ました。
その後、1100万ドル(約11億8800万円)の資金援助を得られ、それからは急躍進。莫大な利益を上げ始めます。
絶望的な状況の中で、決死のギャンブルが見事成功し会社が再生した!となれば、なんかすごい話やなと思ってしまう。
でも実際のところは、会社がピンチにもかからず、必要なお金を使ってギャンブルしてるわけやから、絶対に真似したらアカンやつやん。
借金をして数十億円を稼いだプロギャンブラー
1992年、アーチー・カラスさんは、ロサンゼルスのポーカーゲームで200万ポンド(約2億6600万円)を失いました。普通の人なら、もう2度ギャンブルをしません。でもアーチーさんは違います。前回の屈辱を晴らすため、全財産50ドルを持って、ラスベガスへと向かいました。
ただし50ドルでは満足に遊べません。前回負けた2億円以上のお金を取り戻すためにはハイローラー向けのテーブルで遊ぶ必要があります。そこでラスベガスにいる友人から1万ポンド(約133万円)借りました。
彼は初心者のフリをしながらポーカーゲームで約4000万ドル(約43億2000万円)稼ぎ出します。しかし、この幸運はずっとは続きません。この後ひどい不運が襲いかかり、彼はクラップスやバカラ、ポーカーゲームで全てのお金を失います。
でもこの不運に負けることなく、また4万ドル(約432万円)の借金をして、次の3週間で100万ドル(約1億800万円)を取り戻しました。
数百万円を億に変えたり、数十億円を失ったり、かなり攻撃的なギャンブラーやな。普通の人なら精神がもたへんで。
交渉やイカサマも実力のうち?ビジネスギャンブラー
ギャンブラーの中には、ビジネスとしてギャンブルをしている人もいます。そんなプロギャンブラーを紹介します。
クラップスでサイコロの出目をコントロールできる男
ドミニク・ロリッジョさんの勝ち方は、正当なのか不正なのか、はっきりしません。彼自身はカードカウンティングが可能だと明言しており、最適な戦略を使えばカジノのハウスエッジに勝てると主張しています。
またクラップスも同じようにハウスエッジに勝てるとのことです。ちょっとした物理学を利用すれば、訓練することでサイコロの出目をコントロールできるとドミニクさんは言います。
そして、クラップスの攻略方法について既に本を出版し、講座を開いて教えたりしています。
彼の最近の記録だと、7を出さずに連続1時間以上サイコロを投げ続けました。しかも1度でなく2度も。1回目は75回連続でサイコロを投げています。その次は79回です。
クラップスで7の出る確率は6分の1なので、もしかしたら本当に運ではなくサイコロの出目をある程度コントロールしているのかもしれません。
交渉術で荒稼ぎしたギャンブラー
2011年は世界的な景気の低迷により、米国カジノ界でも収益がガタ落ちして、とても厳しい年でした。そこで多くのカジノは、少しでも収益を上げるために、顧客であるハイローラー達にカホテルの無料券や食事券を配ります。
VIPプレイヤーであるドン・ジョンソンさんは、ブラックジャックで負けた金額の20%を払い戻してもらえるようカジノ側と交渉しました。
さらにゲームのルールについても交渉し、数々の特権を獲得しました。そして3ヶ月も経たないうちに1500万ドル(約16億2千万円)も稼ぎだします。
カジノで荒稼ぎしたジョンソンさんは、ラスベガスの多くのカジノで出禁になってしまったそうです。でも、銀行口座にカジノで稼いだ10億円ものお金があれば、カジノの出禁なんて気にならないですね。
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