プロのギャンブラーになるためには、実際にプロとして成功しているギャンブラーと同じ行動を取るのが近道です。さらに彼らの性格やものの考え方も取り入れることができれば、あなた自身もプロギャンブラーにどんどん近づけます。
今回は実際にプロギャンブラーとして活躍する方たちにインタビューをし、どうすればプロギャンブラーになれるのか彼らに共通する7つの特徴についてまとめました。
プロギャンブラーになるためにはどのようなことを実践すればいいのか、「ギャンブルで成功したい」「ギャンブルで生活できるようになりたい」と考えている人は参考にしてください。
1 プロギャンブラーは数学が得意
ギャンブルをする人の中には、数学が苦手という人も多いです。しかし中学生レベルの数学を理解していないとギャンブルで成功するのは難しいです。
たとえ楽しむのが目的だとしても、数学的な理解がなければ、そもそも楽しむ価値があるのかどうかすら判断できません。もちろんベット方法について分析するのに、数学の知識が必要なのは言うまでもないことです。
分数、少数、パーセンテージ、いずれもギャンブルには必須の知識です。ギャンブルをする目的が何であれ、最低限の数学を身につけておきましょう。当然、プロのギャンブラーは数学を駆使してプレイしています。
2 プロギャンブラーはリスクをとれる
「リスクを取らなければ勝つことはできない」と言われます。ギャンブルにおいては、どのゲームでも適切なリスクを取ることが不可欠です。
ポーカーのテキサスホールデムを例に考えてみましょう。初手でポケットエースが来たとします。最初の段階で一番有利なカードです。
最初のベッティンググラウンドで他のプレイヤーは誰もフォールドしなかったとします。3人でプレイしている場合、あなたが勝つ確率は約3分の1、負ける確率は約3分の2です。
中には、他のプレイヤーにフォールドさせるのが最適な結果だと考える人もいるかもしれませんが、実は考えられる最高のシナリオは全員に持っているチップを全額賭けせることです。
強いポーカープレイヤーはリスクをとることを恐れません。自分が有利な状況のときには積極的にリスクを取りに行きます。
つまり、期待値が高い場合はリスクを取るべきです。プロのギャンブラーはこのことをよく理解しており、期待値が高い場面ではリスクを取ることを恐れません。リスクなくして稼ぐことはできないのです。
3 プロギャンブラーは長期的な視点を持っている
プロギャンブラーはある意味、投資家です。特にポーカーやスポーツ賭博は投資要素が強いです。
プロギャンブラーは費用対効果でプラスになるタイミングで大きなお金をベットします。もちろんプロギャンブラーも毎日勝てるわけではありません。1日単位で見ると大きく負けることもあります。
しかし1ヶ月・1年と長期間な視点でみた場合、トータルで稼ぐことができています。
これは、「短期的視点で見ればそれなりに変動幅があったとしても、長期的視点では数学に基づく期待値へと近づく」ということを意味しています。
どういうことなのか、ポーカーを例に説明しましょう。
あなたが今、ポーカーをプレイしていて、他のプレイヤーよりも優秀だったとします。いくら優秀とは言え、次のゲームでは負けるかもしれないし、運が悪いと数回連続で負けることもあります。
確かに短期間で見ればそのとおりです。でも何十回、何百回とプレイすれば、トータルではあなたが間違いなく勝ちます。あなたが優秀だという前提がある限り、確率的にはそうなるのです。目の前の勝ち負けにいちいち反応しないことが大切です。
4 プロギャンブラーはマインドフルネスを実践している
マインドフルネスを一種のヨガのように捉える人もいるでしょう。本当に効果があるのかと思うかもしれません。
けれどプロギャンブラーを目指すなら、マインドフルネスは最重要だと言っても過言ではありません。
マインドフルネスは、「今していること」にすべての意識を集中することです。これは、ぼんやりしたり注意散漫になるのとは正反対の状態で(もしぼんやりしたり注意散漫になっていたらプロギャンブラーへの道は遠ざかります)
バカラ・ポーカー・ブラックジャックなど、どんなテーブルゲームでもマインドフルネスな状態でないと勝率を上げることはできません。
マインドフルネスはギャンブルに勝つためだけでなく、ギャンブルを楽しみたい人にもおすすめです。
スロットマシンの前に座って、ぼんやりしながらスロットを回し続けるプレイヤーがいます。ですがマインドフルネスの精神で、目の前で起きていることに注意を向けた方が楽しいと思いませんか?
個人的には、スロットで遊ぶ時、勝っても負けても楽しめるようにいくつかの工夫をしています。例えば自分が何回スピンしたかを数えタイミングよくベット額を上げたり、絵柄がたくさんそろったときは獲得できる賞金を予想するなどです。
画面の動きや音楽も気分を盛り上げてくれるので、ぼんやりプレイしているときに比べて10倍楽しい気分になります。
ポーカーやブラックジャックのように還元率が技術や集中力で変わってくる場合、マインドフルネスはとても重要だ
5 プロギャンブラーは健康に気をつかう
ひどい健康状態の人は何事においても成功はできません。頭がしっかりしていれば、多少の肥満や体調不良など問題ないと思われるかもしれませんが、はっきり言ってそれは誤った考え方です。
昔から言うとおり、「健全な精神は健全な肉体に宿る」です。
不健康な身体は精神にも悪影響を及ぼします。ギャンブルにおいては、どんなゲームであれメンタルが極めて重要です。
健康については、別に難しいことを考える必要も、ボディービルダーのように毎日ジムに行く必要もありません。日々の小さな積み重ねが大切です。
先日、ある友人と話をしました。彼は身長170センチなのに体重が120キロ以上もあります。一日中ベッドでゴロゴロしていて、ベッドから出るのはトイレに行く時だけという、どうしようもない奴です。
さすがにまずいということで、彼は1日1周、自宅の周りを散歩することにしました。数週間後、散歩の距離も1日数周に増えました。合わせて食事にも気をつかうようになりました。食べる量を減らし、砂糖の量も以前より控えています。
少しずつでいいのです。少しずつ健康的になっていくのに比例して、ギャンブルの結果もよくなっていくことに、あなたも気づくでしょう。
6 プロギャンブラーは現実主義者である
頭の中がお花畑の人は、プロギャンブラーになれません。友人に、自分が超能力者だと信じている奴がいます。人の波動やエネルギーを感じられるのだというのです。彼とテキサスホールデムをプレイするのは大歓迎です。格好のカモだからです。
ギャンブラーは現実主義者でなければなりません。ギャンブルでは、すべてのプレイヤーが数学や確率に基づいて平等に扱われます。「ここが勝負どころだ」などと不思議な声が聞こえることはありません。
確率の考え方をきちんと身につけ、冷静な頭でプレイしましょう。短期的には勝ちすぎたり負けすぎることもありますが、長期的には大数の法則に従っていくことを忘れてはいけません。
決して「ギャンブラーのジンクス」などというものを信用しないこと。ギャンブルは徹底して現実主義なのです。
しかし初心者ギャンブラーの多くが過去の結果が未来の結果に影響を与えると信じています。ですが、これは大きな間違いです。
バカラで6回連続バンカーが出た場合、次こそはプレイヤーの出る確率が高まるでしょうか?それとも、バンカーの流れが強いので次もバンカーのでる確率が高いのでしょうか?
答えはどちらもノー。前にどちらが出たとしても、バンカーが出る確率もプレイヤーが出る確率も常に一定です。ぜひ、この現実を理解してギャンブルに臨みましょう。
7 プロギャンブラーはコミュニケーション能力が高い
いくつかのゲームでは、コミュニケーション能力の高さは大きなメリットになります。コミュニケーションが必要なゲーム、例えばポーカーでは、プレイヤー同士がフレンドリーで良い雰囲気のテーブルでは、いつも多くのお金が動いていて、チャンスに巡り合う確率も高いでしょう。
一方、コミュニケーションとは一見関係なさそうなスロットマシンについてはどうでしょう。スロットをプレイしていると、ウェイトレスがカクテルをサービスしてくれます。
ウェイトレスの立場になって考えてみた場合、イライラしながら額にしわを寄せてスロットをしている客と、ニコニコ笑ってスロットを楽しんでいる客、どちらにカクテルをサービスしたくなるでしょうか。
答えは言うまでもなく、後者ですよね。コミュニケーション能力が高ければ、ウェイトレスがいろいろとよくしてくれることは明らかです。
あるいは、ブラックジャックでカードカウンティングをしている客についてはどうでしょう。もしディーラーがその客に好印象を持っていたなら、ディーラーも大目に見てくれたりと、嫌な感じの客より優遇してくれるかもしれません。
もっと大きなカジノだと、カジノホストに気に入ってもらえれば、コンプポイントを利用して宿泊や食事、各種サービスなどを受けるとき、いろいろと特典をつけてもらえることがあります。
コミュニケーション能力はプロギャンブラーになるための必須の能力ではないですが、ギャンブラーであれば身につけて損はないスキルです。というのもコミュニケーション能力の高いギャンブラーは、コミュニケーション能力が低いギャンブラーに比べて、生涯で数千ドル得をしています。
美人は見た目が悪い人に比べて何千万円も得していると言われているけど、同じやな。
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