バカラは運試しのゲームで、戦略を考える必要がありません。一方、ブラックジャックはゲームの仕組みと戦略について理解していないと勝率が下がります。なので、両方ゲームをプレイするギャンブラーもいますが、どちらか1つだけをプレイするギャンブラーも多いです。
では、プレイスタイルや好みの違いを別にしたら、バカラとブラックジャック、どちらの勝率が高いでしょう?
今回はバカラとブラックジャックを比較しながら、どちらでプレイするのがおすすめなのかを紹介します。
バカラとブラックジャックは最も勝率の高いカジノゲーム
バカラには幾つかのバリエーションがあります。日本ではバカラ(ヨーロッパではプント・バンコと呼ばれることも)しかプレイされていませんが、ヨーロッパだとバカラバンク、シュマン・ド・フェールも人気です。
バカラは純粋に運ゲーですが、バカラバンクやシュマン・ド・フェールは、戦略やスキルが必要なゲームで基礎知識がないと勝率が下がります。
ブラックジャックも戦略やスキルが必要なギャンブルです。プレイヤーが最適な戦略を使えば、ハウスエッジ(控除率)を1%未満に下げることができます。
バカラもブラックジャックも、カジノゲームの中でハウスエッジの低いゲームです。なのでルーレットやスロットと比べると、勝てる可能性は高いです。
しかしカジノでお金を稼ぎたいすべての人がバカラとブラックジャックのみをプレイしているわけではありません。ルーレットで遊ぶ人もいますし、ハウスエッジは高いですがスロットで遊ぶ人もいます。
カジノで遊ぶ人全員が、リスクを減らしお金を稼ぎたいと考えているわけではないんやな。趣味でギャンブルを楽しみ、勝てばラッキーぐらいに考えているのかも。
俺はオンラインカジノを始めたころ、スロットが楽しくてスロットばかりプレイしてたけど、やっぱり勝ちたいから今はバカラをプレイすることが多いな。
本当はスロットが一番好きなんやけどな。
バカラとブラックジャックのハウスエッジ比較
多くのカードゲームは運によって勝負がきまります。バカラも運ゲーなのでプレイヤー、バンカー、もしくは引き分けのどれに賭けるかを決めたら、あとはゲームを見守るしかありません。
統計によると、プレイヤーは44.62%の確率で勝ち、バンカーは45.86%の確率で勝ちます。
引き分けが出るのは稀で、確率は9.53%です。引き分けの配当は非常に高く8倍です。とても魅力的なオッズに見えますが、ハウスエッジは14%以上と非常に大きいので注意してください。
引き分けに賭けない場合、プレイヤーとバンカーのどちらに賭けてもハウスエッジはほぼ同じです。バンカーに賭けた場合のハウスエッジは1.06%、プレイヤーに賭けた場合のハウスエッジは1.24%となります。
バンカーで勝った場合、カジノ側にコミッションとして5%を支払う必要があるので、実際のハウスエッジは1.17%になります。バンカーとプレイヤーのハウスエッジの差は0.11%と小さいですが、バンカーに賭けた方がわずかに有利です。
ハウスエッジはとっても低いバカラだけど、ベットする金額が大きくなると、大怪我をすることもあるから注意してね。
ヒカルくんもバカラで大怪我したことがあるよね?
ブラックジャックを正しい戦略に沿ってプレイすれば、ハウスエッジは0.4%から0.6%とバカラよりも低いです。
とはいえ、ブラックジャックで遊ぶ前に、どのようにプレイすればプレイヤー側が有利になるのか、しっかりと勉強しましょう。ブラックジャックはそれほど難しくありませんし、将棋のように何年もかかって覚えるようなゲームでもありません。しかし、正しい判断をするためには基本を理解している必要があります。
ブラックジャックについて、わかりやすく解説している本もあります。おすすめの本は「カジノでブラックジャックを楽しむための本」です。文字だけでなく図がたくさんあるので、わかりやすいです。私もでブラックジャックについてこの本で勉強しました。
まとめ
バカラとブラックジャックのハウスエッジを比べると、バカラが1.06%から1.24%、ブラックジャックが0.4%から0.6%です。なのでブラックジャックをプレイしたほうが、勝率は高くなる可能性が高いです。
ただしブラックジャックは正しい戦略に沿ってプレイする必要があります。適当にプレイした場合、バカラでプレイしたほうが勝率は高くなるでしょう。
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