オンラインカジノ・オンラインギャンブルの逮捕者まとめ

オンラインカジノやオンラインギャンブルで逮捕される人や運営者が増えてきたので時系列に逮捕された人についてまとめてみました。

 

 

スマートライブカジノ事件

2016年3月にスマートライブカジノを利用していた3人のプレイヤーが逮捕されました。2人は略式起訴を受け入れて罰金を支払い、もう1人は弁護士を雇い戦う姿勢を見せたため、不起訴となりました。警察側は裁判になると負けると判断したのかもしれません。

 

 

ドリームカジノの運営者逮捕

2016年6月にドリームカジノの運営者ら5人が逮捕されました。登録やライセンスはオランダ領キュラソー島ですが、実際の事務所は大阪にあったようです。その後、5人とも執行猶予付きの有罪判決となっています。

 

 

オンラインカジノ系YouTuberの初逮捕

2023年9月、宮田隆季容疑者がYouTubeチャンネル「寝る前にch」でオンカジスロットをプレイしている動画を配信していたとして逮捕されました。宮田隆季容疑者は略式起訴を受け入れて罰金を支払っています。

 

かなりのイケメンなので女性ファンも多かったとのこと。ただ顔出しでオンラインカジノ配信をしていると、警察に通報されたときに特定されやすくなります。匿名通報事業（ダイヤル）により逮捕のきっかけになる情報を提供した場合、匿名で最大100万円までもらえます。

知り合いにオンラインカジノ配信者がいる場合、その情報を警察に提供し情報量をもらうという人がいるかもしれません。

 

ちなみに宮田隆季容疑者の逮捕により、人気ユーチューバーの朝倉未来やホラフキンもオンラインカジノ動画をyoutubeにあげていましたが、すべて削除しました。

 

 

DORA麻雀の運営者7人逮捕

オンラインで賭け麻雀ができるDORA麻雀の運営者が2024年2月に逮捕されました。

 

逮捕されたのはアメリカ人のランダル・アーロン・アシャー容疑者を含め合計7人です。

 

驚いたのは、ニュース記事の中で『警察は客についても賭博の疑いで捜査を進めている』と書かれていた点です。たとえMGAやキュラソーなどのライセンスを取得していても、日本人の顧客しかいないオンラインカジノでプレイするのは危険かもしれません。

 

 

顧客6人も書類送検に

その後、DORA麻雀をプレイしていた顧客6人も書類送検となっていました。数千人がプレイしていたと思われるDORA麻雀で、どうやってこの6人が選ばれたのか気になります。

 

 

 

競馬系人気YouTuberストマックの逮捕

競馬系人気ユーチューバーとして活動するストマック、本名、藤野正一容疑者が2024年2月に逮捕されました。登録者数が12万人以上いる人気ユーチューバーです。

驚いたのが、もともとオンラインカジノのユーチューバーではありません。動画コンテンツは競馬です。

それにもかかわらず、ストマックは逮捕されています。さらに驚いたことにストマックは日本に在住していません。タイに住んでいるにもかかわらず、日本に帰国したときに茨城県警に空港で逮捕されました。バカラの動画配信をしていたこと、1ヶ月ほど国内に滞在しているときにエルドアカジノに41回にわたってアクセスしたことが逮捕の理由です。

メインは競馬動画の投稿にもかかわらず、オンラインカジノユーチューバーより先に逮捕されたのは驚きました。

 

 

50年間彼女無しの孤独な50歳という設定でしたが、逮捕されたことで実年齢が49歳とバレてしまい、逆サバしていたことがわかりました。彼女いない高齢な人という設定にすることで、同じような人たちからの共感を得ようとしたのかもしれません。

 

裁判の結果、懲役1年、執行猶予3年（求刑・懲役1年）の判決となりました。ヤフーのニュースサイトを見て驚いたのが

 

 

 

オンラインポーカーでの逮捕

2024年5月17日にオンラインポーカーを利用し手数料を徴収したとして、青山央容疑者、平島尊人容疑者、室山素広容疑者、他1人が逮捕されました。

利用したオンラインポーカーはPPポーカーとのことです。

 

ただPPポーカーはお金を賭けて遊ぶことができません。同じ会社のKKポーカーの間違いなのでは？と混乱しましたが、もしかしたらPPポーカーでクラブを作成し、そのクラブでのプレイマネーをリアルマネーのようにしてお金のやりとりをしていたのかもしれません。

 

青山央容疑者、平島尊人容疑者、室山素広容疑者たちはSNSを利用して集客をしていたとのことですが、どのSNSを利用したのか、またアカウント名についてもわかりません。もし、知っている人がいたらコメントより教えて下さい。

ちなみに他人の口座を利用して資金洗浄していたとして1ヶ月後に再逮捕されています。

 

 

パチンコ系ニコ生配信者の勇者トロ逮捕

2024年6月21日にYOUTUBEで勇者トロのニコ生を運営している石川翔多朗容疑者が逮捕されました。石川翔多朗容疑者がオンラインカジノのライブ配信をしているところを視聴者が発見し、警察に通報。その結果、2023年4月に逮捕されました。

※2024年9月に懲役1年2カ月、執行猶予3年の判決がでています。

 

YOUTUBEやエックスでは普通に顔を公開しています。

 

パチンコ系ライブ動画で人気のユーチューバーです。

 

2023年4月、勇者トロのニコ生にアップされた動画『俺逮捕されんの？』を見ると、警察から電話があり、捜査への協力なのか事情聴取なのか困惑している石川翔多朗容疑者の不安な様子が伺えます。詳しくはこちらをみてください。

 

ただその後もパチンコや日常に関する動画を普通のテンションで出し続けているので、このときは逮捕という話ではなく、もっと軽い話で本人も1年後に逮捕されるということは全く考えていなかったと思います。

 

石川翔多朗容疑者はエックスのアカウントもあります。

 

逮捕の直前にエックスで不審なログインがあったと報告しています。もしかしたら、警察がオンラインカジノと石川翔多朗容疑者の関係性について調べるためログインしたのかもしれません。

 

 

オンカジ系女性ユーチューバー卯月ちゃんねる。逮捕

YOUTUBEでベラジョンカジノを宣伝し、視聴者にオンラインカジノへの登録を手助けしたとして伊達智美容疑者が2024年9月19日に逮捕されました。

伊達智美容疑者のYouTubeちゃんねるは卯月ちゃんねる。です。

 

チャンネルではビデオスロットとオンラインパチンコの動画を公開しています。最近の動画をみると、更新が6ヶ月前でとまっています。伊達智美容疑者自身、逮捕されるリスクを感じていたのか動画の更新をストップしています。

ただ伊達智美容疑者自身、YouTubeちゃんねるを削除していないので逮捕されることは予測していなかったと思います。警察から事前の連絡はなく、突然逮捕されたのではないでしょうか？

 

動画1本の投稿でベラジョンカジノから約7万円の報酬をもらっていました。

 

 

ちなみに伊達智美容疑者はツイッターもしています。

YouTubeに比べるとフォロワーは少なく、更新頻度も低めです。YouTubeやオンラインカジノの誘導をメインに利用していたようです。

 

今回のオンカジユーチューバーの逮捕は今までの逮捕と大きく違います。今までは賭博罪という法律で逮捕されていました。しかし今回は賭博を手助けして逮捕される賭博補助罪で逮捕されています。

 

お金を賭けずにオンラインカジノ動画を配信していたとしても、オンラインカジノに勧誘しただけで逮捕者がでてしまいました。

今までエンターテイメント動画でリアルなお金を利用していないとごまかしながらオンラインカジノ動画を配信していたユーチューバーも、今後は逮捕されるリスクがより高くなってきたと予想できます。

 

東北初！賭博容疑での書類送検

2024年10月10日にオンラインカジノでバカラをしたとして仙台市の34歳、飲食店コンサルタント業の男が書類送検となりました。もともと別の事件で携帯電話を押収されていて、そのときにオンラインカジノにログイン履歴があり、事件が発覚したようです。

警察も一般のオンラインカジノプレイヤーを逮捕することはありませんが、他の事件で携帯電話を没収されたときにオンラインカジノで検挙されることがあります。

 

 

 

一般のオンカジプレイヤー大量書類送検される

2024年11月26日に驚きのニュースが入ってきました。一般のオンカジプレイヤーが57人も書類送検されています。今まで一般のオンカジプレイヤーには警察も手を出さないと思っていましたが警察は本気のようです。

ニュース記事をみると立件する被疑者は130人と書かれているので、さらに書類送検される人は増えます。

 

オンラインカジノで入出金するときに仲介業者を利用していますが、その仲介業者と銀行との入出金の履歴から誰がオンラインカジノを利用しているのか警察は調べているのだと思います。ここまで警察が本気になって動いているとなると、もうオンラインカジノでギャンブルを楽しむのは厳しいかもしれません。

 

 

公務員がオンラインカジノで逮捕

2024年12月24日にオンラインカジノを3回プレイしたとして逮捕されました。逮捕されたのは青森市役所職員の西澤範行容疑者です。逮捕のきっかけは他の職員からの通報とのことです。

驚いたのが、この件では家宅捜索が行われてパソコンなど13点が押収されたとのことです。

 

 

オンラインカジノが違法なのは理解できます。しかし、このニュース記事の広告はオンラインでボートレースのギャンブルができるサイトでした。

オンラインで競馬や競輪などのギャンブルはできて、オンラインカジノだと逮捕される、しかも運が悪ければ仕事を失い、名前が全国に報道される。同じギャンブルで対応が全く違うのは変だなと感じます。

オンラインカジノというのは、パチンコや競馬、その他のギャンブルに比べてそこまで危険なのでしょうか？

 

 

青森放送によると、この男性はその後、自主退職しています。

 

 

 

 

SNSでオンラインカジノの宣伝をした人が逮捕

2025年1月30日、SNSでカジノエックスを宣伝して、村松壮一容疑者・鵜崎颯馬容疑者・古川若菜容疑者・成田拓真容疑者の4人が逮捕されました。SNSはインスタかエックスかわかりませんが約100人が登録し、登録した人たちがオンラインカジノを利用したということです。

今までの逮捕者はYouTubeでオンラインカジノを宣伝していた人、オンラインカジノをプレイした人です。ツイッターやインスタグラムでオンラインカジノを宣伝していた人が逮捕されたということでびっくりしています。

 

 

東京オリンピック卓球メダリスト丹羽孝希が書類送検

2025年1月20日、東京オリンピックの卓球男子団体で銅メダルをとった丹羽孝希選手がオンラインカジノでスポーツベットをしていたとして書類送検されました。

2016年リオデジャネイロ五輪でも団体戦で銀メダルをとっています。

 

決済代行業者を摘発したとき、丹羽孝希選手がオンラインカジノで入出金していることがわかり、今回の書類送検につながりました。書類送検されたことでケアリッツ・アンド・パートナーズは丹羽孝希選手との契約を解除、さらに丹羽孝希選手が所属していたTリーグの岡山リベッツも契約を解除しました。

 

 

 

2月20日に千葉簡易裁判所は10万円の罰金を命じ、丹羽孝希選手はその日のうちに支払いました。