パーレー法は、多くのギャンブラーに支持されてきた古典的な戦略です。勝ったときにベット額を上げるベット方法で、逆マルティンゲール法とも言われます。
パーレー法とは
パーレー法は、連勝することで大きく稼げるシステムベッドで、100年以上前から存在し、最初に使われたのはギャンブルのメッカ、モンテカルロでした。それ以来、世界中で使われています。
パーレーの語源はラテン語で「等しいもの」を意味する言葉で、考案者のビクター・べセルは著書の中で、マーチンゲール法とは正反対の戦略であることを強調しています。
パーレー法の特徴
・勝った場合はベット金額を2倍にする
・負けた場合はフラットベットを行う
・大きな資金を必要としない
・負けた場合の損失が比較的小さい
・テーブルリミットを気にしなくてもいい
パーレー法で遊びたいカジノゲームは?
パーレー法はクラップスやシックボー、パイ・ゴウ・ポーカーなどで使われますが、特におすすめのカジノゲームはルーレットやバカラなど、運によって左右されるゲームです。
パーレー法のやり方
パーレー法は、勝ちが連続しているときに多くの金額をベットし、負けが続いている間はベット金額を抑えます。
これから説明しますが、1サイクルあたりの儲けは最大15ベット単位で、これは途中で負けた分をきちんと回収できる数です。
とても簡単な戦略で、身に付けるのに時間はかかりませんが、初心者の方向けに一つずつ順を追って説明していきます。
ルール1:基本のベット単位の額を決める
効果的に儲けるため、まずはベット単位を決めます。これはベットする時の最低金額で、手持ちの資金に基づいて、最も適切と思われる金額にします。
例えば資金が500ドルなら、1ドルから5ドルくらいがちょうどいいでしょう。1万ドルの資金があれば、50ドルから100ドルくらいが適切です。
ルール2:買ったらベット金額を直前の2倍にする(ダブルアップ)
勝った次のラウンドでは、ベット金額を直前のラウンドの2倍(ダブルアップ)にします。
ルール3:4連勝でダブルアップはやめる
4連勝したら、その次のラウンドはダブルアップせずに、最初のベット額に戻し利益を確定します。
ルール4:負けたら最初のベット額に戻す
負けた場合、次のゲームは最初のベット額に戻します。
具体的な賭け方
上記の使い方をわかりやすくするため、ルーレットを使って具体的な数字で説明していきます。1単位10ドルで、1ラウンド目は赤に賭けます。
赤に玉が入った場合
勝ったので、次はダブルアップして20ドルを賭けます。次も買ったら40ドル、その次も勝ったら80ドルを賭けます。さらにその次も勝った場合は、ルール3に従い、利益を確定。最初のベット額、10ドルを賭けます。
この後も、勝ち続けている限り同じサイクル(10ドル→20ドル→40ドル→80ドル→10ドル…)を繰り返します。途中で負けたら、ルール4に従い、基本のベット単位の10ドルに戻ります。
赤に玉が入らなかった場合
負けたので、再び基本のベット単位である10ドルをベットします。これ以降も、負け続けている間はずっと10ドルをベットします。途中で勝ったら、ルール2に従いダブルアップを始めます。
負けたらすぐに最初のベット単位に戻るため、大きく損をすることがなく、トータルで見ると基本のベット金額しか損をしないのがポイントです。
ルーレットでの効果的な使い方
パーレー法はインサイドベットにもアウトサイドベットにも使えますが、ルーレットではアウトサイドベットがもっとも効果的です。「偶数・奇数」「大きい数字・小さい数字」「赤・黒」などの選択肢が少ない分、勝てる確率も高いです。
パーレー法は本当に有効か
パーレー法の愛好者は、正反対の戦略であるマーティンゲール法より確実性が高いのが利点だと言います。本当でしょうか?
パーレー法 vs マーチンゲール法
この2つは、考え方が正反対の戦略としてよく比較されます。パーレー法が連勝を重視するのに対し、マーチンゲール法は負けが続かないことを重視します。
一般的には、マーチンゲール法に比べてパーレー法はリスクが少ないです。パーレー法では、ベット額が大きくなるのは勝っているときのみです。そしてどんなに大きな金額を賭けて負けたとしても、実質的な損失は最初にベットした1単位のみです。
一方、マーチンゲール法では負けているときにベット額が大きくなります。なので大きな金額を賭けて負けてしまったら、そのままその金額が損失になります。
そして1度、大負けすると損失を取り返すのは大変です。そして多くのマーチンゲール法で遊ぶプレイヤーは、入金した金額すべてをうしなった経験があると言われています。
私も実際にマーチンゲール法で負けが続き、破産してしまいました。
パーレー法は攻撃的なシステムベット
勝ったらダブルアップするという内容から、パーレー法は攻撃なシステムベット法だと言われます。もちろん危険も伴いますが、時には積極的な姿勢が大勝利になることも。試してみる価値は十分ります。
パーレー法のメリットとデメリット
他のシステムベッドと同じように、パーレー法にはメリットとデメリットの両方があります。
メリット
・勝てばベット額を2倍、負けたら最初のベット額に戻るだけなので、初心者でも簡単にできるシステムベッドです。
・ベット金額が小さくても、勝ちが続けば、結果的に大金を儲けることが可能。そして少ない資金から始めることができます。
・カジノで遊んでいると、なぜか連続で勝てるときがあります。そんな状況をうまく利用すれば大勝ち間違いなし。ただし、連勝が続くことに合理的な根拠はないので、注意してください。
・マーチンゲール法は負けたらベット金額を2倍に増やします。一方、パーレー法では負けたときにベット金額を上げないので、負けが続いたときの絶望感がありません。
・負けがかなり続いても、損失額が比較的小さく、資金がなくなるリスクが低いです。
俺の場合、負けが続くことはあっても、勝ちは続かないけどな
デメリット
・4連勝することはあまりないため、2連勝、3連勝しても負けたら損失がでます。
・常に勝てる方法ではなく、ハウスエッジを上回るものではありません。
・勝ちと負けを交互に繰り返しているとすぐに資金がなくなってしまいます。
まとめ
パーレー法は、カジノで使われる戦略としてはもっとも安全なベット方法の一つです。きちんとした戦略でカジノを楽しみたい人におすすめです。また少ない金額で大きく勝てるところはギャンブラーにもおすすめです。
興味を持ったら、本物のお金を使ってオンラインカジノで遊んでみて下さい。
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