海外のバカラ掲示板で話題の必勝法「アタック戦略」について

攻略法

海外のバカラプレイヤーたちが頻繁に情報交換している掲示板を見ていると、グレッグ・フレッチャーという人の名前が出てきます。フレッチャー氏は、「アタック戦略」という独自のバカラ戦略を考案した人物です。

この戦略については、フレッチャー氏自身が執筆した解説書に詳しく書かれており、「baccarat attack strategy pdf」や「baccarat attacks strategy book」で検索すれば、その解説書を無料でダウンロードできます

 

ただ、この解説書は163ページもあり、英語なので読むのが大変です。実際の利用者の声を調べてみると、好意的なものが多いですが、本当に役立つのかどうかわかりません。

そこで、ここでは、解説書の内容を簡潔にまとめて紹介していきます。

 

アタック戦略の概要

アタック戦略はインターネットで調べる限り、日本ではまだ紹介されていません(情報商材屋が情報として販売していたり、登録者限定みたいな形でアフィリエイターが紹介しているかもしれませんが・・・)

海外では一般的に知られている方法で、多くのオンラインカジノプレイヤーが利用しています。

 

この方法は、ベット額を上げていくという点でマルチンゲール法の一種なのですが「連勝が始まるまでひたすら耐えて、連勝が来たら勝ち逃げ、もしくは大きく利益を狙う」というのが、他の戦略とは違うポイントです。

こう書くと簡単そうに聞こえますが、実際の中身はかなり複雑で、最も先進的なバカラ戦略と言えるかもしれません。

 

アタック戦略には4つのベット方法があり、それぞれのベット方法に厳密なルールが設定されています。

他の戦略と比べても複雑なルールなので、もし「アタック戦略」を利用するなら必ずメモを取りながらプレイするようにしてください。

以下、それぞれのベット方法とルールを解説していきます。

 

アタック戦略のベット方法とルール

ベット方法は次の4つです。

 

スターター・ベット

最初のベットです。そのゲームで決められた最小額をベットします。例えば最低5ドルからベットできるなら、5ドルをベットします。

 

トリガー・ベット

スターター・ベットの次のベットです。スターター・ベットのちょうど2倍の金額をベットします。スターター・ベットが5ドルだったとしたら、トリガー・ベットでは2倍の10ドルをベットします。

 

アタック・モード

トリガー・ベットで勝った場合は、このアタック・モードに移行します。ベットする金額は、トリガー・ベットの額からスターター・ベットの額を引いた額です。その後は、勝ちが続いている間、直前のベット額にスターター・ベットの額を追加していきます。

 

またリトレンチメント・モードの途中で勝ちが始まった場合にも、このアタック・モードに移行します。トリガーベットと同じようにスターターベットの額を引いたベット額からスタートします。そして勝ちが続いている間は、スターター・ベットの額を追加していきます。

 

リトレンチメント・モード

トリガー・ベットで負けた場合、またはアタック・モードの途中で負けた場合は、このリトレンチメント・モードに移ります。ベット金額は、2つ前と1つ前のベット額を足した額です。

 

また、これら4つのパターンに加えて、バンカーとプレイヤーのどちらにベットするのかについてもルールが決まっています。

ルールはシンプルで、まずはじめのラウンドでバンカーにベットし、次からはラウンドが変わるたびにプレイヤーとバンカーの交互にベットしていくだけです。勝敗にかかわらず、これをひたすら繰り返します。

 

以上がアタック戦略の基本です。繰り返しになりますが、プレイ中は必ずメモを取るようにしましょう。ただ、今までの説明だけではちょっと分かりにくいかもしれないので、具体的な数字を使って説明していきます。

 

数字を使ったアタック戦略の具体例

ここでは最低2ドルからベットできるものとします。

 

1ラウンド

スターター・ベットとして、最小ベット額の2ドルを、バンカーにベットします

 

2ラウンド

スターター・ベットの結果にかかわらず、トリガーベットとして、スターター・ベットの2倍の4ドルを、プレイヤーにベットします

 

3ラウンドA

トリガー・ベットで勝った場合は、アタック・モードに移行します。トリガー・ベットの額4ドルからスターター・ベットの額2ドルを引いた2ドルを、バンカーにベットします。

 

3ラウンドB

トリガー・ベットで負けた場合は、リトレンチメント・モードに移行します。2つ前のベット額の2ドルと、1つ前のベット額の4ドルを足した6ドルを、バンカーにベットします。

 

4ラウンド以降

勝っている間はアタック・モードを続けます。ベットする金額は、勝ちが1つ続くごとに、直前のベット金額に「スターター・ベットの金額2ドル」を足した額とします。

仮にトリガー・ベットから連勝が続くとすると、ベット金額は4ドル、6ドル、8ドル…と増えていきます。途中で負けたらリトレンチメント・モードに移行します。

 

一方、負けている間は、リトレンチメント・モードを続けます。ベット金額は、2つ前と1つ前のベット額を足します。仮にトリガー・ベットから負け続けていると、6ドル、10ドル(4ドル+6ドル)、16ドル(6ドル+10ドル)、26ドル(10ドル+16ドル)、42ドル(16ドル+26ドル)…と増えていきます。

途中で勝ったらアタック・モードに移行します。

 

要するに「負けたらリトレンチメント・モードに移行し、勝ったらアタック・モードに移行する」、ただそれだけです。

あとは、ラウンドごとにベットする相手をバンカー、プレイヤーと交互に変えることも忘れずに。

 

アタック戦略を使うと本当に勝率が上がるのか?

一見複雑そうに見えるアタック戦略ですが、基本的なところはいたってシンプルです。負けたら、マーチンゲール法のようにベット金額を上げ、勝った場合は少しベット額をあげます。

そしてベットする相手を交互に変えること、この2つです。

 

他のバカラ戦略にはない特徴なので、これで本当に勝てるのか?と思われるかもしれませんが、もちろん勝てます。十分な資金があれば必ず勝てるからこそ、最も先進的な戦略なのです。

ただ、十分な資金があれば、というところが一種の弱点と言えるかもしれません。連勝し始めれば確かに元は取れるのですが、いつ連勝が始まるかは予測できないので、元を取る前に資金が底をつく可能性もあります。

一応、交互にベット相手を変えることでそのリスクを軽減してはいますが、リスクがゼロになるわけではありません。具体的には、次のような問題点が挙げられます。

 

リトレンチメント・モードが長く続く

負けが続くほどベット金額が膨らんでいくため、あまりにも連続して負けていると多額の資金を失うことになります。いつかは収益がプラスになるとはいえ、ある程度の資金がないと悲惨な結果になります。

 

ベット金額の上げ幅がアタック・モードだと少ない

少しずつベット金額を上げていくとはいえ、リトレンチメント・モードと比べて上げ幅がかなり少ないため、負けた分を取り返すためにはそれなりに連続して勝たないといけません。もし一定数の連勝が起こらなければ、期待通りの儲けを得ることができなくなります。

 

アタック戦略を実際に使えるのか?

もちろん誰でも使えます。ただ、他の戦略と違って複雑なので、きちんと仕組みを理解することが必要です。

初心者が使いこなすのは難しいかもしれません。

 

その場合はまずバカラ(特にライブバカラ)を多少なりともプレイしてみて、ルールを完璧に把握してからにしましょう。その上で、アタック戦略に挑戦できるようになったら、必ずメモを取ることを忘れないでください。

頭の中だけでこの戦略を実行するのは非常に難しいため、メモは必須です。

 

アタック戦略を使うメリット

アタック戦略の最大のメリットは、長い目で見れば必ず勝てることです。さらに十分な資金さえ用意していれば、連勝することで大きな儲けが生まれます。

連勝の発生は予測できませんが(どんな戦略でも予測できません)、ひとたび連勝が始まれば儲けは確実です。

 

さらに、ベット相手を交互に変えることも、長い目でみた場合に勝てる理由です。例えば、マーチンゲール法ではどちらの相手にベットするかは考慮されていませんが、アタック戦略における交互ベットは、確実に勝つ上で重要な働きをしています。

 

アタック戦略のメリットとデメリットのまとめ

メリット

・長期的視点に立った戦略である

・交互ベットにより勝率が上がる

・アタック・モードでのリスクが低い

 

デメリット

・初心者にとっては少し複雑に感じる

・ベット額が10倍、100倍と増えるので十分な資金が必要

 

アタック戦略を使いこなすには

これはどの戦略にも言えることですが、特にアタック戦略では、連勝が始まるまで耐えられる十分な資金が必要です。

リトレンチメント・モードでは、大きな金額を賭けるかもしれないので、資金が足りないと、連勝が始まる前に破産してしまいます。逆に言えば、資金さえあれば非常に有効な戦略です。

 

実際に私がアタック戦略を試したときは、すぐに資金がそこをついてしまいました。アタック戦略で遊ぶ場合、最初のスターターベット額の1000倍から2000倍の資金が必要です。

 


この方法、ルーレットでも応用できるんじゃないかな。バカラで稼げたら、ルーレットでも使ってみるか。

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